【私が不妊…?】苦しく辛い2人目不妊のはじまり
初めて妊娠したのは26歳の春。
26歳で結婚して、27歳で出産する!という私の人生設計は順風満帆で、今いる大切な私の娘は、欲しいと望んでから2周期でお腹に宿った。
悪阻もそこまで酷くはなく、出産も無事何事もなく終わり、今娘は健康に生きている。
そんな娘が2歳半を過ぎた頃から、夫婦で話し合い2人目を望み始めた。
これが長く、辛く、苦しい2人目妊活の始まり。
娘のときも基礎体温をつけていて、自分の生理周期や基礎体温の特徴などの妊活の知識は、ある程度入っていた。
ー現在妊活2年半。娘はもうすぐ5歳になる。私は未だ、授かっていない。
「2人目不妊」
今思えばこの2年半は、自分の体を見直したり、自分の心と向き合う、とても意味のある2年半だったと感じてる。
でもそれは今だから言えること。
その間、心は何度も壊れて、崩れて、ボロボロになって…とうとう誰の声も届かなくなっていって…
- 妊娠している人を見るのが辛い。
- 友人の妊娠報告が辛い。
- 芸能人の妊娠・出産のニュースが辛い。
- SNSの妊娠関係の投稿が目に入るのが辛い。
辛いだけならまだよかった。
辛いと感じた時に、共に抱く感情は、決して人に話せないほど真っ黒で、自分のことを何度も嫌いになった。
こんな真っ黒で、人の幸せも喜べない人間に、赤ちゃんなんて来てくれるわけがない。
人を羨んでは、自分を傷つけて…そんなことの繰り返しだった。
それほど、子供ができないという事実が、自分の存在意義を悉く否定してくる。
こんなにも『努力が報われない』ことがあるだろうか。
この世のどんなことも、努力すれば、報われるとまでは言わずとも前進するものだと思う。
しかし妊娠・出産は、もうここまでくると『奇跡』や『運』としか言いようがない。
授かり物だからとか、奇跡だからとか。
多分みんなそれは『知っている』けど、『理解』はしてない。
いや、わかるわけない。
私も経験したからこそ、『理解』できたから。
問題なく妊娠できる人がどうという話ではなくて、それを『理解』してる私たちはきっと『特別』なんじゃないか。
理解できたからこそ、この気持ちや経験が今後の何かに生きてくるのではないか。
今だから。
いろんな気持ちを経験したから。
だからこそそう思える。
そんな、同じように苦しみ、悩んでいる方へ。
あなたが1人ではないということを。
あなたは何も悪くないということを。
どうかこのブログを通して、1人でも多くの方に声が届きますように。
このブログでは、私が感じたこと、考えたことなどをありのままにお伝えしている場合があります。
それは同じような経験をした人、同じように悩む人の力になりたいという気持ちから、
私の言葉に共感し、救われる人がいるなら、そうすべきだと感じたからです。
命についての考え方も人それぞれであり、もちろん誰も間違っていないと思っています。
子を想う気持ちはみんな一緒なはず…
大切に思うからこそ、その考えはどのような考えであっても、
子を想う気持ちからくるものであればどれも正解だと思います。
辛い経験を通して考えた「命」について書かせていただくこともあると思いますが、
その点ご了承いただけたら幸いです。
実際私も辛い経験の中で、同じような経験をされた人のブログやSNSを読み漁り、
そして救われました。
だからこそこうして伝えていきたいと思い、このブログを立ち上げたので、
どうか少しでも、辛く苦しむ人へと声が届くことを願います。
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